カウンセリングとコミュニケーション
カウンセリングとは、心理学的な技術に基づいて心を解き明かし問題を発見し、心を軽く明るくするものですが、精神科の精神療法はそういったものではありません。療法全体の中に占める割合は、精神科の精神療法のほうが圧倒的に多いので、これをカウンセリングと誤解してしまう人もけっこういるようです。病院にいけばどこでもカウンセリングが受けられるものではありません。
病院で行われる精神療法とはどういうものかというと、お医者さんが患者の話しを簡単に聞いて、一方的にアドバイスをして、あとは薬を処方して副作用とかを説明してくれるというものです。本来は時間をかけてじっくりコミュニケーションをして向き合わなければならない心の問題なのに、お医者さんは多忙のため、所謂『3分間診療』となってしまいます。病院はどこも患者の数が多いのでしかたがないのかもしれませんが……。
心理療法士の資格をもった人にお願いすれば、1回30~60分で1万円くらいでカウンセリングを受けることが出来ます。
カウンセリングは、時間無制限にできるものではありませんので、ぜひこの時間を有効に使いたいものです。時間を有効に使うためには、かんたんなメモ書き程度でかまいませんので、少し事前に準備しておくといいと思います。
もちろんカウンセラーもプロですから、クライアント側に何の準備もなくても上手に引き出してくれます。しかし、それで時間を使ってしまうよりも、そのあとのケアのほうにたくさん時間を使えたほうが、いいですもんね。